ソーシャルレンディングは金利の高さを考慮した上で上手に利用しましょう。

中小企業の資金調達に関するサイトのヘッダー画像

ソーシャルレンディングに潜むリスク

リスクに注意したいソーシャルレンディング

 

ここまで、豊富な資金を持たない中小企業が資金を調達するための新たな手段としてソーシャルレンディングをご紹介してきました。

 

  • 企業ではなく事業を審査してくれる
  • 融資までの時間が短い

といったメリットを見て、ぜひ利用してみたいと考えた人も多いのではないでしょうか?

 

しかし、実際にこのサービスを利用するにあたり、絶対に考慮すべきリスクがあります。
今回はソーシャルレンディングを検討し始めた方に向けて、そこに潜むリスクについてまとめましたので、参考にしてみてください。

 

 

リスクはやはり金利の高さ

 

ソーシャルレンディングに潜むリスクは、やはりなんと言っても「金利の高さ」ではないでしょうか?

 

金利はソーシャルレンディング運用会社、そして、案件によって差はありますが、10%あたりが相場で、高い時には15%なんてことも。
この10~15%のうち、一般的には約5%が運用会社に支払われる利用手数料、そして残りの5~10%が、貸し手である投資家のもとへ渡る利回りとなります。

 

企業が銀行からの融資を受ける場合、金利の相場は約3%なので、ソーシャルレンディングにおける金利はかなり高いと言えるでしょう。

 

 

返済が滞ると…

返済できないと差し押さえになるソーシャルレンディング

 

高金利のために資金繰りが上手くいかず、返済が滞ったり、倒産に陥ったりしてしまう企業もあるようです。

 

返済が滞ってしまうと、当然ながら、担保としていた不動産の差し押さえ、という事態にも。
このような結末は迎えたくないですよね。

 

 

事業の将来性は?

 

金利というリスクがあるからこそ、計画中の事業が「確実な収益を期待できるかどうか」をしっかり分析・検討する必要があるでしょう。

 

十分に分析・検討した結果、その事業を通じて成功が見込めると判断できれば、資金調達の手段としてソーシャルレンディングを活用してください。

 

個人事業主はどうなの?

 

個人事業主は使えないソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングは、資金力のない企業にオススメの資金調達手段です。
では、同じく資金が乏しい個人事業主はこのサービスを利用できるのでしょうか?

 

結論から言うと「ノー」です。
欧米におけるソーシャルレンディングでは、「投資家と個人事業主」のような個人間融資が一般的ですが、日本では「投資家と企業」間の融資が普及しています。

 

日本でも個人間の融資が行われていた過去があったようです。
しかし、返済の延滞がかなりの件数で発生していたため、企業を対象としたソーシャルレンディングサービスのみが現在までに残っているということです。